2010年10月30日

魚魯魚魯クルーへ『センス』

マニュアル的な動きも大事ですがいつも詰めの部分で私から出る言葉…そう




『センスでやれ』



ちょっと前に読んだ本に僕が言いたい事がうまくまとめられていたのでそれを参考にしながら今日はこの言葉の意味を説明します。

とくに…この言葉。半分なげやりだとか適当に僕の口から投げられていると思っているスタッフに送ろうと思います。



マニュアル通りな説明や作業の徹底は当たり前のことで、それは仕事をする上で前提にしかないと思ってます。

僕はみんなに求めているのはマニュアルに書かれていないこと、マニュアルとか最低限やりなさいといっている事のその先にあることにいかに早く気づくか、行動できるかです。



料理を出す時にお皿を音を立てておかないとか、ビールの泡が減っていてはいけないだとか、テーブルの上の皿がしっかりとそろってないとか、刺身の説明をつけるとか言われたら、何故そうするのかを深く考える。あっ説明をつけなくちゃいけないんだとか、音をたてちゃいけないんだと考えたらそこで終わりですが、今一度その理由を考えてみてください。そして自然とそれができているスタッフのいます。しっかりと考えてみると、魚の種類が解らないのに食べてもなんの感動もないとか、ドンと音を立てたら不快に感じるということにきづくはず。


お客様が不快に感じるとか楽しめないとかに気づければそこから自分なりに応用がきくようになります。


これをやったら失礼にあたるかもしれない。から始まり、こうすればもっと喜んでもらえるかもしれない…などなどマニュアルや言われた事以上のサービスができるようになるでしょう。


人間はこうすればいいと思った瞬間に、そこで思考をとめてします。。よく今の若い世代をマニュアル世代だと言いますが、確かにマニュアル通りに動くことになれきっているせいか、自分で考えようという意識の薄い人が多い。

どうすればいいのですか?と聞きにやってきて、教えると わかりました で終わってしまいがちです。


そうではなくて どうするのか を教わったら なぜそうなの? という根本に対する疑問を持つべきです。そこを自分の頭で考えるところから始まります。
ノウハウを学んで、はいおしまいというのでは、『始まり』が『終わり』になってしまいます。
それでは人は成長できません。


勉強だと思って本を読んだり流行りの居酒屋を見に行く事はいい。けれど、書かれていることや、やっていることを鵜呑みにせず、なぜそうなのっていう視点を忘れないでください。そこから考えて工夫し、自分だけのノウハウを積み上げていくのです。


センスでやれ


って言われたら


あっ!試されてるなっ


って思ってね(>_<)


最後にもう一度


本当に必要なのは『know how』ノウハウではなく『know why』ノウホワイです。



常に根本を考え行動するようしていこう。


魚魯魚魯は今日も元気に5時オープンします。よろしくお願いいたします。\(゜ロ\)(/ロ゜)/




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