魚魯魚魯

どーもオレだ。




久しぶりだ(゜レ゜)そうだ！！この口調の文章の時は…





そうだよ君！生い立ちネタだ(゜レ゜)





今日もオレがガキの頃の話をしてやろう。




このブログネタは今まで2度UPを心みたが2度とも何故かUPできずに消えてしまった幻のネタだ。


そんじゃいくぞ！










ガキの頃っていうと無茶すりゃヒーローになれる感じがあった。



あの頃は平等で誰にでも人気者になれるチャンスがあったんだ。



高い所から飛び降りたり、虫を食べてみたり、完全に汚染されている透明度ゼロの川で泳いでみたり、車にひかれてみたり…




まぁあげてみればきりがない。




そんな時代の中、ヒーローになろうとしてもなれなかったオレの仲間の話を今日はしてやろう。




それは、ある駄菓子屋で突然始まった。




『今から口の中にどんだけお菓子詰めれるか勝負しよーぜー』




仲間が言いだした瞬間、皆が極限を超えればヒーローになれると思ったんだと思う…



各々がカレーせんべえやら、たまねぎさん太郎やらを思い思いに口に詰め込みだした。



オレは当時体が小さくて、おちょぼ口だったからすぐにリタイヤした。ここはオレの土俵じゃねーってね。






仲間の2人が最後まで維持を張りあい、1人は歯茎が裂けて流血までしてたな。




結局勝負がつかず駄菓子屋の戦いは終わろうとしてたのだが、仲間の1人が…






『勝負つかんでコンビニ行くかー０－』



と提案。オレも帰る訳にいかず、一緒にコンビニへ…




コンビニで今度はおでんの丸のみ対決が始まった。



ちくわの丸のみから始まり最後は卵で終わる。





おちょぼ口のオレにはとても出来ない芸当だ。





壮絶な死闘は続いた…







しかし決着はつかなかった。




金も尽きたオレ達は帰ろうとしたんだが…




仲間の１人が納得がいってないのか、その場を動こうとせず、しばらくしたらこうきりだした…







『オレ辛さ感じねーから辛子何袋でもイッキできるぜー(゜レ゜)』




ワタクシは３２歳になってもお寿司はサビ抜き。マジでやめとけよって思ったが、こいつのヒーローになりたい願望は押さえつけれそーにねーからオレは見守った。



コンビニのおでん用辛子はタダだ。金の無いオレ達でも勝負できる土俵を無い脳みそでよく見つけたもんだ。



そして、そいつは辛子を呑みこみだした…






１袋…２袋…３袋…











４袋…５袋…お袋…堪忍袋…池袋…











コブクロ…ユニクロ…






調子にのって７袋目に手をかけた時だった。（これを書いてるオレも完全に調子にのっている(゜レ゜)）



すでに涙目だったそいつは









『おえーーーーーーーーーーーーー』






とえずきだした。













『おえーーーーーーーーーーー』





洪水の第２波が押し寄せてきた時、オレはそいつに近寄り







『良く頑張ったよ(゜レ゜)』




と背中を優しくさすってあげた。



しかし嘔吐が止まらない。














『おえーーーーーーーーーーーーー』







唾と辛子が入り乱れ、口からカレーせんべえと不思議な液体が飛び出してくる。









『喉が焼けるーーーーーおえーーーーーーーー』







苦しむ仲間の背中を引き続き優しくさするオレ。







頑張れーーツライだろーーけど頑張れーーーー







オレ『落ち着け！！呼吸を整えろーー








いいかぁーーー






ヒーヒーフー







ヒーヒーフー』











ラマーズ法？で呼吸を整え、落ち着きだしたその時！！！！またそいつに吐き気が襲った…














『おえーーーーーーーーーーーーー…








おえーーーーーーーーーーーーー





…










ポコッ』











…











ん？









奇跡が起きた。










そいつの口から…











丸のみしていた…










『卵が飛び出した(゜レ゜)』








ポコッ(゜レ゜)












(゜レ゜)？卵を産みやがったーーー(゜レ゜)？










産卵＼(゜ロ＼)(／ロ゜)／


世界がこの怪現象に静まりかえった。





そして口から生まれた卵はコンビニの駐車場の傾斜をコロコロと転がり道へ飛び出して…







そして車にひかれたー￥－









即死だった。









そいつは人生初の辛子のイッキ呑み、人生初の出産と人生唯一の自分が産んだ子供を亡くすという３つの不幸に見舞われた。





みんな泣いた。訳もわからず泣いた。






気がついた時は家にもうオレは家にいた。あまりのショッキングな事件だったため記憶を失ったみたいだ。





そして言うまでもなく、その日からそいつはこう呼ばれるようになったんだ。






わかるよな？












そうだよ(゜レ゜)













ピッコロだ(゜レ゜)







地球から遠く離れた惑星ナメック星に住む宇宙人の名だ。当時オレ達が夢中で見てたドラゴンボールに出てくるキャラクターだ。







ピッコロは、そのあだ名のせいで思春期を棒に振った。



あだ名のせいで彼女ができなかったんだ。そして何故か第二次成長期に後頭部が異常に膨らみだした…そう女性の乳房が膨らんでくるように…





ナメック星の最長老様




こうも呼ばれていたな。





ヒーローになりたかったが、なれずに思春期を終えた仲間の話。いかがでしたか？



次回はなんの話にしよーかなー…